経営管理

倒産危機に陥る会社の4つの共通点【あなたの会社は大丈夫…?】

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2021.02.03

2021.07.28

自分の会社を健全に育てたいと願う社長
「倒産危機に陥る会社って、何が原因でそうなったのだろう…?共通点みたいなものはあるのだろうか…?自分の会社がそうならないためにも、教訓みたいなものがあれば教えてほしい。」

こういったお悩みに答えます。

本記事のゴール
3分程で読み終わります。読み終えた後には、倒産危機に陥る会社の共通点を知ることができ、あなたの会社を倒産させないためのヒントが手に入ります。

こんにちは。近藤税理士事務所の近藤です。

私は、税理士事務所・一般事業会社・企業再生コンサルティング会社勤務を経て独立した少し変わった経歴を持つ税理士です。

税理士業界から一度離れ、倒産危機に陥る会社をたくさん見てきたからこそ、「数字の重要性」を再認識することができました。

その貴重な経験のなかで得た「気付き」や「ノウハウ」をブログに綴って情報発信しています。

経営を数字という言葉で語れるようになること

そうすれば、あなたの会社は必ず変われます。

なぜ、会社は倒産するのか…?

ショックを受けて放心状態の女性の画像

会社が倒産するのは、ズバリ「お金が無くなる」から。

すでに倒産してしまった会社は、借金があったから倒産したわけではありません。また、会社の規模が小さかったから倒産したわけでもありません。

お金が無くなってしまったから倒産した…どんなプロセスであっても、これが最終的な倒産理由です。

逆に、「お金を稼ぐ経営」、「お金を残す経営」、そして「銀行を味方につける経営」を目指して精進している会社は、そう簡単には倒産しません。

会社を経営するなら、やはりこうあるべきです。

倒産危機に陥る会社の4つの共通点

指を四本立てている男性の画像

私は、税理士として色んな会社の経営をサポートしてきましたが、こういう仕事をしていると倒産危機に陥る会社の共通点が見えてきます。

私が思う「倒産危機に陥る会社の4つの共通点」は、下記の通りです。

それでは、先人達の失敗から学んでみましょう。

  • その①:売上至上主義
  • その②:資金繰り管理ができていない
  • その③:社長の意思決定が遅い
  • その④:節税が大好き

その①:売上至上主義

売上至上主義では、利益を最大化させることは絶対にできません。

売上至上主義とは、売上だけを追い求める経営スタンスをいい、「売上が上がれば全て良し」という考え方ですから、必然的に「利益は二の次」になります。

売上至上主義の会社は、会社の数字を読むことができませんから、業績が悪化していてもなかなか気付けません。気付いたときには大損害…なんてことも珍しくなく、もはや致命的です。

会社に必要なのは、売上ではなく利益です。当たり前のことなのですが、こういう会社は、売上さえ上がれば利益も必ず上がると本気で思っています。しかし、売上と利益に相関関係はありません…。

数字の見方を学んで、「売上ありきの経営(売上至上主義)」から「利益重視の経営」に頭を切り替えない限り、会社に明るい未来はやってこないでしょう。

その②:資金繰り管理ができていない

資金繰り管理ができていない会社は、「綱渡り」で会社経営しているようなものです。

こういう会社の社長であっても、手元資金の残高には細心の注意を払っています。なぜなら、お金が無くなれば倒産することを知っていますから。でも、それだけです…。

・いまどれくらいお金を稼いでいるか? →答えられません…
・当期の銀行借入金の返済額は? →把握していません…
・3ヶ月先の資金繰り予想は? →考えたこともありません…などなど

資金繰り管理は、会社を経営するうえでの当然のスキルなのですが…。できていない会社が非常に多いように感じます。

これでは、いつ倒産危機に陥っても仕方ありません。

その③:社長の意思決定が遅い

「社長業」は、意思決定の連続です。なのに、その意思決定が遅い、意思決定ができないというのなら…社長失格です。

こういう社長は、問題を先送りにしがちです。時間が経てば、自然に問題が解決すると思っているのか意思決定ができません。そして、問題を先送りにした結果、損害をより大きくして会社に大きなダメージを与えます。ちなみに、本人にあまり自覚はありません…。

例えば、赤字店舗があって、この店舗の赤字が会社全体の足を引っ張っているとします。この店舗を継続すべきか?それとも撤退すべきか?赤字であっても再建策があるのなら「継続」という決断もアリでしょうし、再建は難しいと判断するなら「撤退」でしょう。

この場合、「経営のプロ」としての社長の迅速な経営判断が求められます。

でも、意思決定が遅い社長は、「もう少し様子を見よう」と考えます。そして、再建策を必死に考えるわけでもなく、「もっと頑張れ!」と現場に非論理的、かつ、抽象的な指示を出します。こんなことで赤字店舗が黒字化するわけがありません。

やがて現実に追い詰められて、赤字店舗を撤退せざるを得なくなるのですが、よりいっそう損害を大きくする結果になりましたとさ…。

その④:節税が大好き

「節税が大好き」な社長は、節税でお金を残そうと考えてるのかもしれませんが、逆に会社の資金繰りを悪化させていることに気付いていません。

税金は、利益(所得)に対して課されるので、節税をするためには利益を減らす必要があります。確かに、節税によって税金を減らすことはできますが、それ以上に手元資金が減ってしまうことに注意しなければなりません。

例えば、利益100に対して30の税金(税率30%)がかかるとします。この税金を減らすために40の経費を使って利益を60にしたとすると、税金は18(60 × 30%)となり、12の節税ができます。

でも、12の節税のために40の経費を使うわけですから、節税をすることで28(40 – 12)の手元資金を余計に減らしてしまう結果となりました…。

「税金を減らしたい」という気持ちは誰にでもありますが、その強過ぎる願望が会社を倒産危機に陥れていることに早く気付かなければなりません。

経営会議 10年後も生き残る会社になる秘訣

会社を倒産させないために必要なこと

共同作業をする男性上司と女性部下の画像

会社を倒産させないために必要なこと…それは、
資金繰り管理の徹底
これに尽きます。

お金が無くなれば会社は倒産です

だから、お金を着実に稼げているのか?その稼いだお金で将来のための投資をしつつ、銀行借入金の返済ができているのか?できていない場合、どこに問題があるのか?などを把握して問題点を改善していかなければなりません。

さらに、3ヶ月先や6ヶ月先の資金繰りは大丈夫か?手元資金の不足が予想されるなら、スケジュールに余裕をもって銀行と融資交渉を進める必要があります。

銀行は、お金が無くて困っている会社に融資はしません。決して、融資を受けるタイミングを間違えないように注意してください。

資金繰り管理は、会社にとっての「生命線」といっても過言ではありません。

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まとめ

倒産危機に陥る会社の4つの共通点について書いてきました。

倒産危機に陥る会社の4つの共通点

  • その①:売上至上主義
  • その②:資金繰り管理ができていない
  • その③:社長の意思決定が遅い
  • その④:節税が大好き

もし、あなたの会社にも心当たりがあるのなら…

できるだけ早く行動に移してください。
そして、現状を変えてください。

先人達の失敗から「気付くもの」を得たあなたなら大丈夫です。きっと、まだ間に合います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ、下記の当事務所サービスページもご確認いただけると嬉しいです。

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